共同利用・共同研究拠点（H25～H26年度）
地域研究統合情報センターは、共同利用・共同研究拠点として、国内外の地域研究機関と連携して共同研究を推進しています。平成24年度は、相関地域研究プロジェクト「〈地域〉を測量（はか）る――21世紀の『地域』像」、「地域情報学の展開」プロジェクト、「地域情報資源共有化」プロジェクト、「地域研究方法論」プロジェクト、「災害対応の地域研究」プロジェクトを実施します。それぞれのプロジェクトのもとに、複数の複合共同研究ユニットと個別共同研究ユニットが配置され、研究対象となる地域や分野を超えた共同研究を展開します。
H25～H26年度の研究プロジェクト 一覧
相関地域研究プロジェクト
- 【統括】〈地域〉を測量（はか）る―21世紀の『地域』像
- ポストグローバル化期における国家社会関係
・ ユーロ危機下における南欧諸国のガヴァナンス変容―東欧諸国との地域間比較の視点から
・ 中東とラテンアメリカにおける体制転換の比較研究
・ 地域内多様性と地域間共通性の比較政治経済分析—ポスト社会主義国を軸として
・ ポスト・グローバル化期の教育に関する国際比較：新自由主義、子どもの権利、国家の役割の再編 - 地域環境とグローバルな持続可能性への挑戦
・ アフリカにおける地域植生と植物利用の持続可能性
・ 熱帯森林利用のローカル・ガバナンスの可能性に関する地域間比較研究 - 宗教実践の時空間と地域
・ 宗教実践における声と文字―東南アジア地域からの展望
・ 南欧カトリシズムの変容と福祉ビジネスの展開に関する地域間比較
・ 「功徳」をめぐる宗教実践と社会文化動態に関する比較研究－東アジア・大陸東南アジア地域を対象として
・ 移動と宗教実践―地域社会の動態に関する比較研究
地域情報学プロジェクト
- 【統括】地域情報学の展開
- 「地域の知」の情報学―時間・空間・語彙に注目した地域情報学の展開―
・ 学術論文のマッピング・システムを通じた地域情報の統合と共有化
・ 地域研究データにおけるトピックの検出と時空間変化に関する研究
・ 地域に関する時空間基盤情報の収集・蓄積 - 非文字資料の共有化と研究利用
・ 集合的記憶と中東欧地域の音楽：比較研究に向けてのデータベース構築
・ 20世紀前半のサハリン島に関する歴史的記憶
・ 写真雑誌に見る第二次世界大戦期の記憶とジェンダー・エスニシティの表象分析 - CIAS所蔵資料の活用
・ 脱植民地化期の東南アジア・ムスリムの自画像と他者像
・ 映画に見る現代アジア社会の課題
・ 『乾隆京城全図』と空間画像史料を用いた「華北・北京歴史データベース」の構築
・ 書誌情報データベースの地域情報学的新展開を探る
災害対応の地域研究プロジェクト
- 【統括】強くしなやかな社会をめざして―地域研究の可能性―
- 災害・紛争と復興
・ 社会紛争の総合分析に基づく解決・予防の研究─ラテンアメリカの事例から─
・ 「小さな災害」アプローチによる紛争・災害に強い社会づくり――災害地域情報マッピングシステムを活用した社会問題の早期発見・早期対応 - 記録・記憶と社会の再生
・ メディアの記憶をめぐるウチとソト―多声化社会におけるつながりと疎外の動態
・ 建築を通したポピュラー文化の記憶の場の構築力の解明
・ 災厄からの再生のための記録と記憶の〈場〉ー災害・紛争後の記憶をつなぐ実践・支援とその可能性ー
地域研究方法論プロジェクト
過去の研究プロジェクト
