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山本 博之(詳細)

[2012年5月9日更新]

学歴

東京大学教養学部教養学科(アジア分科)卒業(1993)
東京大学大学院総合文化研究科修士課程(地域文化研究専攻)修了(1995)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程(地域文化研究専攻)修了(2003)

職歴

マレーシア・サバ大学講師(1998-2000)
東京大学大学院総合文化研究科助手(2001-2003)
在メダン総領事館委嘱調査員(2003-2004)
国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授(2004-2006)
京都大学地域研究統合情報センター助教授(2006-2007)
京都大学地域研究統合情報センター准教授(2007-)

学位

修士(学術)(東京大学大学院総合文化研究科、1995)
博士(学術)(東京大学大学院総合文化研究科、2003)

主要業績

著書
2006 『脱植民地化とナショナリズム──英領北ボルネオにおける民族形成』東京大学出版会。

編著書
2011 Film in Contemporary Southeast Asia: Cultural Interpretation and Social Intervention. Routledge. (co-edited by David Lim and Yamamoto Hiroyuki)
2011 Bangsa and Umma: Development of People-Grouping Concepts in Islamized Southeast Asia. Kyoto University Press. (co-edited by YAMAMOTO Hiroyuki, Anthony Milner, KAWASHIMA Midori, and ARAI Kazuhiro.)
2011 Enduring States in the Face of Challenges from Within and Without. Kyoto University Press. (co-edited by Yusuke MURAKAMI, Hiroyuki YAMAMOTO, and Hiromi KOMORI.)

編著書・編書(ディスカッション・ペーパー、報告書等)
2012 『災害遺産と創造的復興―地域情報学の知見をもとに』(CIAS Discussion Paper No.25)京都大学地域研究統合情報センター。(西芳実と共編著)
2012 『「情報災害」からの復興―地域の専門家は震災にどう対応するか』(JCASコラボレーションシリーズ4)地域研究コンソーシアムほか。(上野稔弘、西芳実と共編)
2012 『カラムの時代3―マレー・イスラム世界におけるイスラム的社会制度の設計』(CIAS Discussion Paper No.23)京都大学地域研究統合情報センター。(坪井祐司と共編著)
2011 『ジャウィを学ぶ―ジャウィ文献講読講習会テキスト』(CIAS Discussion Paper No.21)京都大学地域研究統合情報センター。(坪井祐司と共編著)
2011 『マジック&ロス』、和エンタテインメント。
2011 『中東から変わる世界』(JCASコラボレーションシリーズ3)地域研究コンソーシアムほか。(西芳実と共編)
2011 『ASEAN・中国19億人市場の誕生とその衝撃』JCASコラボレーション・シリーズ1、地域研究コンソーシアム/京都大学地域研究統合情報センター。(田中英式、宮原曉と共編)
2011 『『カラム』の時代2――マレー・イスラム世界における公共領域の再編』(CIAS Discussion Paper No.19)京都大学地域研究統合情報センター。(坪井祐司との共編著)
2011 『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会。(篠崎香織との共編著)
2010 『マレーシア映画の新潮流① タン・チュイムイ』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会。(篠崎香織との共編著)
2010 『ヤスミン・アフマドの世界① タレンタイム』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会。(篠崎香織との共編著)
2010 『マレーシア映画を読む① レインドッグ』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会。(篠崎香織との共編著)
2010 『学術研究と人道支援――2009年西スマトラ地震で壊れたもの・つくられるもの』京都大学地域研究統合情報センター。(西芳実と共編)
2010 『支援の現場と研究をつなぐ――2009年西スマトラ地震におけるジェンダー、コミュニティ、情報』大阪大学大学院人間科学研究科「共生人道支援研究班」。
2010 『『カラム』の時代――マレー・イスラム世界の「近代」』CIAS Discussion Paper No.13、京都大学地域研究統合情報センター。
2010 『マレー世界における公正/正義概念の展開』CIAS Discussion Paper No.10、京都大学地域研究統合情報センター。(西尾寛治との共編著)
2008 『「民族の政治」は終わったのか?:2008年マレーシア総選挙の現地報告と分析』日本マレーシア研究会。
2008 Islam at the Margins: Muslims in Indochina. Center for Integrated Area Studies, Kyoto University. 96p. (ed. by Omar FAROUK & YAMAMOTO Hiroyuki.)
2007 Proceedings of the Symposium on Bangsa and Umma. Institute of Asian Cultures, Sophia University. (ed. by KAWASHIMA Midori, ARAI Kazuhiro & YAMAMOTO Hiroyuki.)

論文
2012 「地域研究方法論:想定外に対応する「地域の知」」『地域研究』Vol.12、No.2、pp.18-37。
2012 「先行研究をどう読むか:東南アジアのナショナリズム論を例として」『地域研究』Vol.12、No.2、pp.98-115。
2012 “Social Flux and Disaster Management: An Essay on the Construction of an Indonesian Model for Disaster Management and Reconstruction”, Journal of Disaster Research, Vol.7, No.1, pp.65-74 (Coauthor: NISHI Yoshimi).
2011 「災害の複合性を念頭においた災害対応:2009年西ジャワ地震に見られる避難と議論の混乱の事例から」『日本災害復興学会2011東京大会講演論文集』日本災害復興学会、pp.44-47(西芳実と共著)。
2011 “”Our People”: Telemovies, Bangsa and Nationalism 3.0 in Sabah, Malaysia”. David Lim and Yamamoto Hiroyuki (eds.). Film in Contemporary Southeast Asia: Cultural Interpretation and Social Intervention. Routledge.
2011 「「数える」から「ともに語る」へ――地域研究による人道支援の創造的評価に向けて」『人道支援に対する地域研究からの国際協力と評価』大阪大学「共生人道支援研究班」、pp.38-48。
2011 「災害対応の地域研究:被災地調査から防災スマトラ・モデルへ」『地域研究』、11(2)、pp.49-61。
2011 「災害と地域研究:流動化する世界における新たなつながりを求めて」『地域研究』、11(2)、pp.6-13。
2011 “Kadazan, Sabahan, and Orang Kita: The Development of Nationalism among Land People’ in Sabah, 1950s–2000s”. YAMAMOTO Hiroyuki, Anthony Milner, KAWASHIMA Midori, & ARAI Kazuhiro. (eds.). Bangsa and Umma: Development of People-Grouping Concepts in Islamized Southeast Asia. Kyoto University Press. pp.143-165.
2011 “K. Bali: Sino-Thai Peranakan in Search of Sabah Nationhood”. Hau, Caroline S. & Kasian Tejapira. (eds.). Traveling Nation-Makers: Transnational Flows and Movements in the Making of Modern Southeast Asia. Kyoto University Press. pp.233-247.
2011 “Expiration Date for Ethnic Politics Extended: The Restructuring of Federalism in Malaysia in the 1990s”. Yusuke MURAKAMI, Hiroyuki YAMAMOTO & Hiromi KOMORI (eds.). Enduring States in the Face of Challenges from Within and Without. Kyoto University Press. pp.101-114.
2010 「災害対応と情報:2004年スマトラ沖地震・津波の報道記事をもとに」『シーダー』、No.3、pp.24-31。
2010 「流動性の高い社会における復興:2009年西スマトラ地震における日本の人道支援の事例から考える」『日本災害復興学会2010神戸大会論文集』、pp.93-96。(西芳実と共著)
2010 “The Jawi Publication Network and Ideas of Political Communities among the Malay-Speaking Muslims of the 1950s”. Journal of Sophia Asian Studies. No.27, pp.51-64.
2010 「人道支援と地域研究:アジアの災害対応における日本の新たな役割」山本博之編著『支援の現場と研究をつなぐ──2009年西スマトラ地震におけるジェンダー、コミュニティ、情報』大阪大学大学院人間科学研究科「共生人道支援研究班」、pp.4-18。
2010 「選挙と反乱:インドネシアの1955年総選挙とイスラム国家建設」山本博之編著『『カラム』の時代──マレー・イスラム世界の「近代」』CIAS Discussion Paper No.13、pp.26-32。
2010 「序 『カラム』の時代:マレー・イスラム世界の「近代」、1950~1969年」山本博之編著『『カラム』の時代──マレー・イスラム世界の「近代」』CIAS Discussion Paper No.13、pp.4-9。
2010 「流動性の高い社会における公正性の確保:ジェフリー・キティガン著『サバに公正を』の公正観」西尾寛治・山本博之編著『マレー世界における公正/正義概念の展開』CIAS Discussion Paper No.10、pp.41-47。
2010 「1つのアディル、それぞれのアディル:マレー世界における公正/正義概念の展開」西尾寛治・山本博之編著『マレー世界における公正/正義概念の展開』CIAS Discussion Paper No.10、pp.6-11。
2010 「人道支援活動とコミュニティの形成」林勲男編著『自然災害と復興支援』明石書店、pp.361-382。
2009 「災害対応を通じたコミュニティ再編の可能性:2006年ジャワ島中部地震におけるコミュニティ・ペーパー発行の事例から」『日本災害復興学会2009長岡大会論文集』、pp.67-70。(西芳実と共著)
2009 「2008年総選挙後のマレーシア政治の行方:ブミプトラ政策、イスラム国家、州の機能」『季刊マレーシアレポート』、2(1):5-20。
2008 「ポスト・インド洋津波の時代の災害地域情報:災害地域情報プラットフォームの構築に向けて」『アジア遊学』、113:103-109。
2008 「「民族の政治」は終わったのか」『「民族の政治」は終わったのか?:2008年マレーシア総選挙の現地報告と分析』日本マレーシア研究会、pp.4-12。
2008 「BN圧勝の意味と「サバ人のサバ」のゆくえ」『「民族の政治」は終わったのか?:2008年マレーシア総選挙の現地報告と分析』日本マレーシア研究会、pp.141-150。
2008 「橋としてのジャウィ、壁としてのジャウィ:東南アジア・ムスリムの社会と言語」佐藤次高・岡田恵美子編著『イスラーム世界のことばと文化』成文堂、201-220。
2008 「プラナカン性とリージョナリズム:マレーシア・サバ州の事例から」『地域研究』、第8巻第1号、49-66。
2007 “Restructuring the Federalism of Bangsas: Development of National/Ethnic Concepts in Sabah, Malaysia”. Proceedings of the Symposium on Bangsa and Umma. Institute of Asian Cultures, Sophia University. pp.167-177.
2005 「地域研究者にとって地域とは何か──マレーシア・サバ州のバジャウ人研究に見る当事者性と外来者性」『地域研究』、7(1):91-106。
2003 「東南アジアにおけるムスリム同胞団の成立とその初期の活動について」『ODYSSEUS』(東京大学大学院総合文化研究科)、7:59-73。
2002  “Sports, Beauty Contests and the Tamu Besar: The Origins of Harvest Festival in Sabah (North Borneo)”. Sabah Society Journal. (Sabah Society). 19:1-21.
2002  “From Penampang Boys to Tambunan Sons: Kadazandusun Leadership and Their Cultural ‘Revival’”. Mohd. Hazim Shah et al. (eds.). New Perspectives in Malaysian Politics. Malaysian Social Science Association. pp.213-225.
2002 「英領北ボルネオ(サバ)におけるバジャウ人アイデンティティの形成」『東南アジア 歴史と文化』、31:57-80。
2002 「カダザン人のナショナリティとエスニシティ──英領北ボルネオ(サバ)における収穫祭の成立」『ODYSSEUS』(東京大学大学院総合文化研究科)、6:41-60。
2001  “”Foreigners’ Nationalism” in Malaysia: Donald Stephens and K. Bali in Making of Sabah Nationhood”. Sejarah. (Universiti Malaya). 9:49-70.
1999  “From Bornean Federation to Malaysia: Analysis of ‘Stephens’ Merdeka Plan’”. MANU. (Universiti Malaysia Sabah). 2:59-80.
1996 「「20項目」と連邦・州関係──1950年代カダザン民族主義の復活とその限界」原不二夫ほか編『国民開発政策(NDP)下のマレーシア』アジア経済研究所、pp.131-149。
1993 「サバのマレーシア加入とカダザン・ナショナリズム」『アジア経済』、34(11):18-36。

その他
(1) サバ/ボルネオ
2006 「断食をして天国に行こう」 『月刊みんぱく』、30(1):22-23。
2005 「サバ(コタキナバル)調査案内」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、33:20-23。
2004 「ボルネオの首飾り」 『地域研究コンソーシアム・ニュース』、00:8。
2004 「バジャウ人アイデンティティの「越境」に向けて」 『JAMSNews』 日本マレーシア研究会、30:6-9。
2003 「開かれた「ブルネイ・ボルネオ研究」」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、27:18-20。
2002  “Harvesting an Identity”.Star. (Malaysia). March 11, 2002. p.18.
2002 「ボルネオの日本人墓地と「死の行進」」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会会報、22:38-40。
2001 「移民社会サバにおける文化の創出」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会会報、21:18-21。
1999 「マレーシア・サバ州のカダザン人とキリスト教」 『東南アジア史学会会報』 東南アジア史学会、70:12-13。
1999 「天然資源と政治的自立」古田元夫編『〈南〉から見た世界02 東南アジア・南アジア』 大月書店、pp.148-150。
1999 「マレーシア・サバ州の州首相輪番制の導入で問われるもの」 『アジ研ワールド・トレンド』 アジア経済研究所、42:82-88。

(2) 災害対応/スマトラ
2012 「日本の防災支援に潜む文化の壁」京都大学地域研究統合情報センター編『地域から読む現代―グローバル化のなかの人々と社会』晃洋書房、pp.152-154。
2012 「震災はいかにして国民的災害になったか」山本博之監修『雑誌に見る東日本大震災』京都大学地域研究統合情報センター、pp.3-5。
2012 「社会を修復する地域研究―物語・意味を再生する「地域の知」」上野稔弘・西芳実・山本博之編『「情報災害」からの復興―地域の専門家は震災にどう対応するか』(JCASコラボレーションシリーズ4)、地域研究コンソーシアム、pp.28-32。
2012 「地域研究者と災害復興─「いま、ここ」でできる貢献と過去・世界から学ぶ災害対応」上野稔弘・西芳実・山本博之編『「情報災害」からの復興―地域の専門家は震災にどう対応するか』(JCASコラボレーションシリーズ4)、地域研究コンソーシアム、pp.2-3。
2012 「移動する人々と地域の再生―インドネシア・アチェ州」『建築雑誌』No.1629、日本建築学会、pp.36-37。
2011 「災害対応の地域研究」『京都大学地域研究統合情報センター年報』、京都大学地域研究統合情報センター、p.13。
2011 「インタビュー 災害に向き合う「地域の知」 地域研究に何が求められるのか」『京都大学地域研究統合情報センターニューズレター』No.9、京都大学地域研究統合情報センター、pp.1-3。
2011 「災害研究の新しい視座をめざして:国際社会・国家・コミュニティ」(座談会)『地域研究』、11(2)、pp.14-37。
2010 「災害・復興・支援:環境情報学から台湾を考える」(鼎談)『シーダー』、No.3、pp.55-65。
2010 「転用・改築に強い耐震技術を:インドネシアが日本の防災に期待するもの」『建築雑誌』日本建築学会、125(1604)、pp.38-39。
2008 「アジアにおける自然災害と政治経済変動」『アジア政経学会ニューズレター』、31:11-12。
2008 「災害発生時の人道支援と地域研究の合同調査:2007年スマトラ島南西部沖地震の事例」『地域研究コンソーシアム・ニューズレター』、6:10。
2007 「津波後のアチェに見る外部社会と被災社会の交わりの形」林勲男編『2004年インド洋地震津波災害被災地の現状と復興への課題』(国立民族学博物館調査報告73号)国立民族学博物館、71-82。
2007 「人道支援事業のニーズ調査と「評価」:地域研究の立場から」『世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業「人道支援に対する地域研究からの国際協力と評価」ワークショップ報告書』、15-21。
2007 「地域研究者による災害対応:第1回アチェ・インド洋国際会議に参加して」『東南アジア学会会報』東南アジア学会、第86号、23-24。
2007 「生き残った人に向けて:被災者の声なき声(バンダアチェ)」 『京都新聞』、2007年5月25日、15。
2007 「自立と支援のはざまで:揺れる古都(ジョグジャカルタ)」『京都新聞』、2007年5月18日、9。
2006 「大規模自然災害における地域研究者の役割」 『JAMSNews』 日本マレーシア研究会、34:14-17。
2005 「一本の旗──アチェからのメッセージ」 『月刊みんぱく』、29(6):14。
2005 「異質性の排除によらない問題解決のために」 『JAMSNews』 日本マレーシア研究会、31:28-33。
2003 「スマトラ──メダンの中のマレーシア」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、27:38-41。

(3) ジャウィ/言語
2006 「マレーシア地域における言語の表記方法をめぐる議論」 『東南アジア史学会会報』 東南アジア史学会、84:16。
2002 「資料紹介『カラム』」 『上智アジア学』、20:259-343。
2002 「ジャウィ綴りマレー語の書き方と読み方──20世紀のマレーシア地域を中心に」 『上智アジア学』、20:359-382。
2002 「マレーシアの図書館におけるジャウィ雑誌の所蔵状況」 『ジャウィ文書研究会ニューズレター』、7:3-13。

(4) 民族/マレーシア
2012 「多民族国家の融合文化プラナカン」『マレーシア研究』1、日本マレーシア学会、p.129。
2011 “Introduction”, YAMAMOTO Hiroyuki, Anthony Milner, KAWASHIMA Midori, & ARAI Kazuhiro. (eds.). Bangsa and Umma: Development of People-Grouping Concepts in Islamized Southeast Asia. Kyoto University Press. pp.1-16.
2010 「多民族国家の融合文化プラナカン」『NNAマレーシア』、4347号、p.10。
2008 「現代マレーシア政治ガイダンス」『日刊アジアインフォ』(オンライン版)、Asia Infonet。
2008 「「地域の文化」を求める人々」『地域研究』、第8巻第1号、40-48。
2007 「バンサとウンマで語るイスラム教圏東南アジア近現代史の試み:国際シンポジウム「バンサとウンマ」より」『JAMS News』日本マレーシア研究会、第38号、12-17。
2007 「多民族・多言語・多宗教が共存する平和な社会」『アジア語楽紀行 旅するマレー語』、日本放送出版協会、94-97。
2005 「「文明」の交わりの場における人びとの区切りと繋がり」 『民博通信』、110:20-21。
2003 「東南アジア・ムスリムの多元社会論」 『東京女子大学学会ニュース』、129:6-7。

(5) 映画
2012 「『オラン・キタ』―映画に見るサバの多民族社会」『マレーシア研究』1、日本マレーシア学会、p.163。
2012 「映画にみる「もう1つのマレーシア」」『マレーシア研究』1、日本マレーシア学会、p.153。
2011 「共同体の決まり:「いなくなる」こと」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.44-47。
2011 「ヤスミン監督とオートバイ」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、p.43。
2011 「職場の私用電話」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、p.42。
2011 「約束と父性:オーキッドの「結婚」」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.36-39。
2011 「マレーシアのガザル音楽」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、p.21。
2011 「「もう1つのマレーシア」を美しく描く」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.10-15。
2011 「「プラナカン映画」の楽しみ方」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界② 細い目/グブラ/ムクシン』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.6-7。
2010 「アザムはどこに行ったのか」、山本博之・篠崎香織(編)『マレーシア映画の新潮流① タン・チュイムイ』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.26-29。
2010 「役者としてのタン・チュイムイ」、山本博之・篠崎香織(編)『マレーシア映画の新潮流① タン・チュイムイ』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、p.19。
2010 「東海岸の乙姫」、山本博之・篠崎香織(編)『マレーシア映画の新潮流① タン・チュイムイ』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.5-11。
2010 「死による再生」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界① タレンタイム』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.38-41。
2010 「プラナカンのマレーシアへ:『タレンタイム』登場人物の民族構成」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界① タレンタイム』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.26-29。
2010 「「ライラとマジュヌン」:『タレンタイム』に至るイスラム文学の系譜」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界① タレンタイム』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.21-23。
2010 「翻訳可能性と雑種性:『タレンタイム』に集う才能たち」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界① タレンタイム』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.14-17。
2010 「「月の光」、そして「もう一つのマレーシア」」、山本博之・篠崎香織(編)『ヤスミン・アフマドの世界① タレンタイム』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.6-11。
2010 「2つの世界を繋ぐ:役者としてのホー・ユーハン」、篠崎香織・山本博之(編)『マレーシア映画を読む① レインドッグ』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.22-23。
2010 「姉妹の正体:『レインドッグ』の異界感」、篠崎香織・山本博之(編)『マレーシア映画を読む① レインドッグ』(マレーシア映画文化ブックレット)マレーシア映画文化研究会、pp.19-21。
2010 「国際会議 Filmic Interventions in Contemporary Southeast Asia」『京都大学地域研究統合情報センターニューズレター』6:10。
2009 「映画に見るもう1つのマレーシア」『The Daily NNA』4124:12。
2009 「サバの地元映画に見る民族・宗教と国籍」『JAMS News』、42:30-36。
2009 「『オラン・キタ』:映画に見るサバの多民族社会」『The Daily NNA』、4066:12。
2008 「インドネシア発のイスラム恋愛映画」『京都大学東南アジア研究所ニュース』、p.20。
2008 「熱帯の山水画」『すばる』、2008年7月号、pp.310-311。

(6) 地域研究方法論
2012 「新しい地域研究をめざして」『地域研究』Vol.12、No.2、pp.6-15。
2012 「地域をつなぎ 世界のいまを捉える」『地域研究』Vol.12、No.1、pp.7-11。
2011 「「地域の知」シンポジウム「中東から変わる世界」」『JCASニューズレター』、No.11、地域研究コンソーシアム、pp.6-7。
2011 「「地域の知」―想定外に対応する地域研究を求めて」西芳実・山本博之編『中東から変わる世界』(JCASコラボレーションシリーズ3)、地域研究コンソーシアム、pp.2-3。

(7) 研究動向
2006 「2004年のマレーシア研究:政権交代、都市化、教育」『JAMSNews』 日本マレーシア研究会、34:41-44。
2004 「2003年のマレーシア研究:マレーシア社会の区切り方・繋ぎ方」 『JAMSNews』 日本マレーシア研究会、30:39-44。
2003 「2002年のマレーシア研究:サバ・サラワクから」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、26:42-45。
2002 「2001年のマレーシア研究:民族と統合」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、23:25-33。

(8) 書評・新刊紹介
2011 「鈴木絢女『〈民主政治〉の自由と秩序-マレーシア政治体制論の再構築」『東南アジア 歴史と文化』、40:175-178。
2009 「書評:Eric Tagliacozzo, Secret Trades, Porous Borders: Smuggling and States along a Southeast Asian Frontier, 1865-1915」『アジア研究』、55(1):100-104。
2008 「書評:中島岳志『パール判事―東京裁判批判と絶対平和主義』(白水社、2007年)」『アジア・アフリカ地域研究』、8(1):97-100。
2005 「新刊紹介:佐藤考一『獅子の町・海峡の風:マラッカ3国の社会・文化・自然』」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、31:49。
2005 「新刊紹介:板垣明美『癒しと呪いの人類学』」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、31:48。
2004 「書評:原不二夫著『マラヤ華僑と中国――帰属意識転換過程の研究』」 『アジア研究』、50(2):138-143。
2003 「新刊紹介:伴美喜子著『マレーシア凛凛』」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、25:33。
2002 「新刊紹介:望月雅彦著『ボルネオに渡った沖縄の漁夫と女工』」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、24:34。
2002 「新刊紹介:原不二夫著『マラヤ華僑と中国――帰属意識転換過程の研究』」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、24:27。
2000 「書評:される側から見た『越境』」 『通信』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、99:21-23。

(9) 研究会報告
2006 「第5回国際マレーシア研究会議」 『東南アジア学会会報』 東南アジア学会、85:20-21。
2005 「「第三世代」マレーシア研究者への期待」 『JAMSNews』 日本マレーシア研究会、33:34-37。
2005 「現地社会への内外からのアプローチ」 『JAMSNews』 日本マレーシア研究会、32:28-30。
2003 「第3回アジア研究者国際会議(ICAS3)」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会、27:21-23。
2001 「イギリス帝国の黄昏と東南アジア人」 『JAMS News』 日本マレーシア研究会会報、21:4-5。

(10) 事典項目
2008 「カダザン」「北ボルネオ会社」「バンダル・スリ・ブガワン」「ボルキア」「サバ」「ボルネオ島」「メダン」「ブルネイ(歴史、社会と文化、政治・経済、日本との関係)」、桃木至朗ほか編『新版 東南アジアを知る事典』平凡社。
2005 「英領マラヤ」猪口孝ほか編『国際政治事典』弘文堂。

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