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貴志 俊彦

きし としひこ
貴志 俊彦  KISHI Tosihiko
地域研究統合情報センター・教授

[2011年4月10日更新]

専門分野

日中関係史、東アジア情報・通信・メディア史研究、移民研究

研究内容

 近現代の東アジア地域に関するさまざまトピックを、地域研究と国際関係論の方法論を援用しつつ、文献実証学的研究を進めています。近年はとくに、通信・メディア史、移民研究を通じて、東アジア地域の比較分析を試みるとともに、非文字資料研究の可能性を模索しています。
 また、東アジア地域に関する史資料情報の共有化も試みています。日本に所蔵されている史資料を用いたデジタル・データベースを構築することを通じて、地域研究に役立つ情報・データを日本から世界に向けて発信することを重視しています。

略歴

広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得中退。島根県立大学総合政策学部、神奈川大学経営学部等を経て、2010年から現職。
第20・21期日本学術会議連携会員(地域研究委員会地域情報分科会、史学研究委員会等アジア研究・対アジア関係に関する分科会)、日本歴史学協会国立公文書館特別委員会委員、東洋文庫客員研究員などを兼任。

主要業績

1. 貴志俊彦編著 2011.『近代アジアの自画像と他者-地域社会と「外国人」問題』京都大学学術出版会
2. 貴志俊彦 2010.『満洲国のビジュアル・メディア-ポスター・絵はがき・切手-』吉川弘文館
3. 大里浩秋・貴志俊彦・孫安石編著 2010.『中国・朝鮮における租界の歴史と建築遺産』御茶の水書房
4. 貴志俊彦・谷垣真理子・深町英夫編著 2009.『模索する近代日中関係-対話と競存の時代』東京大学出版会
5. 貴志俊彦・土屋由香編著 2009.『文化冷戦の時代-アメリカとアジア-』国際書院
6. 川島真・貴志俊彦編著 2008.『資料で読む世界の8月15日』山川出版社
7. 貴志俊彦・川島真・孫安石編著 2006.『戦争・ラジオ・記憶』勉誠出版
8. 貴志俊彦・荒野泰典・小風秀雅編著 2005.『「東アジア」の時代性』渓水社
9. 貴志俊彦・劉海岩・張利民編 1998.『天津史文献目録』(東洋学文献センター叢刊別輯23)、東京大学東洋文化研究所附属東洋学文献センター

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