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亀田 尭宙

かめだ あきひろ
亀田 尭宙  KAMEDA Akihiro
地域研究統合情報センター・助教

[2014年10月08日更新]

専門分野

情報学

研究内容

 データの共有とデータ間の意味的な関連付けが主な研究テーマです。これまでは、生物多様性分野においてのデータ共有を研究してきました。本センターで取り組む地域情報学においては、扱う地域ごと、切り口となるディシプリンごとに、全く異なった資料が用いられます。それらをウェブによる情報共有の技術の流れの中で生まれた、Linked Open Data という枠組みを用いて繋げていくことで、異なる切り口から同じ事象を見たり、同じ切り口で異なる地域を比較したりすることを可能にしたいと考えています。また、コンピュータに人間の書いた文章を扱わせる自然言語処理技術を用いて、学術論文やニュースなどのメディア内の記述と、前述の地域研究のデータとを結びつけることで、学術知識の社会への還元を促進したいと考えています。

略歴

 東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程単位取得退学。情報・システム研究機構 特任研究員を経て、2014年10月から現職。環境学修士。

主要業績

1. Akihiro Kameda, Kiyoko Uchiyama, Hideaki Takeda, Akiko Aizawa: Extraction of Semantic Relationships from Academic Papers using Syntactic Patterns, The Fifth International Conference on Information, Process, and Knowledge Management, (2013).
2. Akihiro Kameda, Fumihiro Kato, Utsugi Jinbo, Ikki Ohmukai, Hideaki Takeda: Integrate Japanese Red List into LOD of Species, PNC Annual Conference and Joint Meetings 2013 (2013).
3. 亀田 尭宙, 加藤 文彦, 神保 宇嗣, 大向 一輝, 武田 英明: Linked Open Data による絶滅危惧種情報共有の試み, 人工知能学会全国大会(第28回)論文集, 1G4-OS-19a-3, (2014).

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