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2015/02/26 研究会  「災厄からの再生のための記録と記憶の〈場〉-災害・紛争後の記憶をつなぐ実践・支援とその可能性-」

研究会 「災厄からの再生のための記録と記憶の〈場〉-災害・紛争後の記憶をつなぐ実践・支援とその可能性-」

主 旨:共同研究「災厄からの再生のための記録と記憶の〈場〉−災害・紛争後の記憶をつなぐ実践・支援とその可能性−」の研究会を開催します。
 2001年に開館した「せんだいメディアテーク」は建物やプログラムのあり方を構想する段階から人々の声に開かれたあり方によって,新しい公共性を体現する場として注目を浴びてきました。2011年の東日本大震災の発生直後からは,「3がつ11にちをわすれないためにセンター(以下、わすれン!)」プロジェクトを開始し,市民協働でのアーカイブ活動を中心におきながら,インターネット配信や対話の場,展示などさまざまな試みを行ってきました。最新のアーカイビング技術を駆使すると同時に,人と人のつながり,声にならない人々の声を残す活動を行っているといえます。2014年11月から2015年1月にかけては、わすれン!に寄せられたさまざまな震災の記録を台所や寝室など日常空間の中に配置した「記録と想起・イメージの家を歩く」を展覧会として開催しました。
 今回は,わすれン!に当初からプロジェクトディレクターとしてかかわってこられた北野央さんと、「記録と想起」展副担当の学芸員の清水チナツさんをお迎えし,震災を記録する場の機能とそこに関わる人々の思いをお話しいただき,記録と記憶の〈場〉に関する議論を広げることができればと思います。

※今回の研究会は、去る12月17日に開催予定だった研究会が都合により当日急きょ中止になったため、その内容を基に改めて開催するものです。

日 時: 2015年2月26日(木)13:30~15:30

場 所: 京都大学 地域研究統合情報センター 2階 セミナー室
     アクセス:アクセスマップ

プログラム:
 13:30~14:30 発 表 「せんだいメディアテークという場における記憶ーー「3がつ11にちをわすれないためにセンター」と展覧会「想起と記憶」をめぐって(仮題)」 
           発表者:北野央氏(せんだいメディアテーク)+清水チナツ氏(せんだいメディアテーク)

 14:30~15:30 討論