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2012/11/10~2012/11/11 シンポジウム「近代アジアをめぐる絵ハガキメディア―帝国・表象・ネットワーク」

日時:2012年11月10日(土)—11日(日)(時間は下記のとおり)
会場:国際日本文化研究センター セミナー室1
         
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プログラム

11月10日(土) 13:00~17:30 総括司会:稲賀繁美
  
基調講演  貴志俊彦(京都大学地域研究統合情報センター)「情報資源としての絵はがきとその利用」

◆第一部 帝国と植民地の表象 13:30~15:30          
                
向後恵里子(早稲田大学文学学術院)「掌上の帝国―日露戦争期における絵葉書」
山路勝彦 (関西学院大学名誉教授)「台湾を見せる―植民地観光と絵葉書」
朴 美貞 (国際日本文化研究センター)「植民地朝鮮の表象とテキストとして
の絵葉書」
*コメンテーター: 阿部安成(滋賀大学)

◆第二部 古写真・絵葉書で再現する古都の景観・風景 15:30~17:30          

冨井正憲 (漢陽大学建築学部)「異邦人の瞬間捕捉―京城・1930」展の報告
西村陽子 (国立情報学研究所)「《乾隆京城全図》と画像史料を用いた北京古景観の再現」
樋口 穣 (京都外国語大学) 「古都の変遷―絵葉書による京都市域景観変化解読の試み」
*コメンテーター:谷川竜一(京都大学地域研究統合情報センター)

11月11日(日)                           
  
◆第三部  情報・ネットワークとしての絵ハガキの解析 10:00~12:00    
     
森 洋久 (国際日本文化研究センター)「日文研におけるデータベース化について―画像資料を中心に」
生田 誠 (絵葉書研究家)「絵葉書の過去と未来~メディア、文化資源としての可能性」
吉井秀夫 (京都大学)「慶州の古蹟写真研究における絵ハガキの史的情報-仏国寺・石窟庵の場合を中心に」
*コメンテーター:稲賀繁美(国際日本文化研究センター)
 
*協賛イベント:特別展示企画「懐かしい古都への旅―日文研所蔵絵画像資料を中心に」
 展示会場: 日研内セミナー室・周辺廻廊
 展示物概要:映画(1940年の清水宏監督『京城』(1940年製作)・絵ハガキ・絵図・地図・旅行案内ほか)

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主催:科研・基盤研究(A)「「東洋」的価値観の許容臨界:「異質」な思想・藝術造形の国際的受容と拒絶」
(研究代表者:稲賀繁美)、挑戦的萌芽研究「朝鮮博覧会と京城の空間形成」(研究代表者:朴美貞)、
科研・基盤(B)「エスニック・メディアにおける太平洋戦争と戦後の記憶と記録」(代表:貴志俊彦)、
京都大学CIAS共同利用・共同研究萌芽研究ユニット「メディアとテクノロジーからみる地域間情報」
共同主催:NIHU東洋文庫拠点現代中国研究資料室、東洋文庫超域アジア研究部門
現代中国研究班国際関係・文化グループ

連絡先:朴美貞(mijeoung*nichibun.ac.jp *→@に変更)