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2013/04/02 タイ国立マハーチュラーロンコーン・ラーチャウィタヤライ大学仏教研究所所長御一行が来訪されました。

双方向の研究活動を繋ぐ――地域情報学プロジェクト「大陸部東南アジア上座仏教徒における実践の時空間マッピング」の新たな展開――

3月31日(日)午前9時から午後1時まで、タイ国のマハーチュラーロンコーン・ラーチャウィタヤライ大学(Mahachulalongkornrajavidyalaya University[MCU])仏教研究所Buddhist Research Institute所長のマハースティット・アーパカロー師(Dr. Phramaha Suthit Aphakaro)以下4名の僧侶、および同所長補佐2名(計6名)が地域研究統合情報センター(以下、地域研)を訪れました。マハースティット師は、先に地域研とチュラーロンコーン大学社会調査研究所(Chulalongkorn University Social Research Institute[CUSRI])共催でCUSRIにて開催した国際ワークショップMapping Practices among Theravadins of Southeast Asia in Time and Space(2013年2月26~28日=報告についてはhttp://www.cias.kyoto-u.ac.jp/event/?p=1246を参照)にコメンテータとして参加され、地域情報学プロジェクトのひとつである「大陸部東南アジア上座仏教徒における実践の時空間マッピング」に強い関心を示し、5月21日にMCUが主催する第5回国際仏教徒会議へでの講演を依頼されていました。今回の訪問は、同会議への正式な招聘をかねた意見交換の機会で、林センター長、柴山特任教授、星川助教らと百周年時計台記念館を観覧ののち、正午前の食事の応接では、地域研の小島研究員、東南アジア研究所の小林准教授ら国際ワークショップ参加者と歓談されました。開花した桜が醸す和やかな雰囲気のもと、今後の双方向的かつ継続的な研究協力の展望と計画について、活発な意見交換がなされました。
(文責:林 行夫・柴山 守)

百周年時計台記念館を観覧意見交換会での集合写真桜の下で記念撮影