京都シネアドボ・上映会『不即不離―マラヤ共産党員だった祖父の思い出』



 中国系マレーシア人で台湾を拠点に活動するラウ・ケクフアット監督の自伝的なドキュメンタリー。祖父の思い出が全くないラウ監督が、帰省の折にビデオカメラをまわして家族や親戚に祖父について尋ね、マラヤ共産党員だった祖父が反政府ゲリラとして植民地政府に射殺されたことを知る。マラヤ共産党は国家転覆を目指す暴力集団だという公式見解を採るマレーシアでは、今でもマラヤ共産党について公に語ることが憚られ、関係者の家族・親戚はひっそりと暮らしている。今も祖国を思いながら中国や香港、タイで暮らす元マラヤ共産党員たちの証言を通じて、これまで語られなかったアジア現代史の一端を明らかにする。マレーシアでは上映不許可。

日時
 2017年10月13日(金)18時50分~20時30分
会場
 京都大学稲盛財団記念館3階大会議室

作品情報
-邦題:『不即不離―マラヤ共産党員だった祖父の思い出』
-原題:『不即不離』、英題:『Absent Without Leave』
-ラウ・ケクフアット監督、2016年、台湾・マレーシア、84分。
-華語・福州語・マレー語(日本語・中国語・英語字幕あり)

 この上映は京都国際映画祭連携企画です。
 この上映は、京都大学東南アジア地域研究研究所による「Visual Documentary Project 2016入選作品+アジアのドキュメンタリー作品選」の一部として行われます。上映に先立って午後4時より同会場でVisual Documentary Project 2016の入選作品の上映も行われますので、そちらもあわせてご覧ください。(プログラムはこちら。このページの右上の写真をクリックしてもプログラムのPDFファイルを見ることができます。)

参加方法
 入場無料・事前申し込み不要。
 この上映の前に同じ会場で別の作品の上映が行われており、休憩を挟んでの上映となります。

主催
 京都大学東南アジア地域研究研究所
共催
 混成アジア映画研究会
連携
 京都国際映画祭