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2011/03/20 共同研究会「ヒューマン・パワー時代の外交・安全保障の現場と地域研究」

CIAS共同研究会「ヒューマン・パワー時代の外交・安全保障の現場と地域研究」

主催 : 2010年度京都大学地域研究統合情報センター共同利用・共同研究
     「地域研究方法論プロジェクト:ヒューマン・パワー時代の外交・安全保障の現場と地域研究」
     (代表:川端隆史)

日時 : 2011年3月20日(日)13:30~19:30
場所 : 京都大学地域研究統合情報センターセミナー室
     (稲盛財団記念館2階213号室)
アクセスマップ : http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
連絡先 : 出席を希望される方は、会場準備の都合がありますので、
      事前に川端 takashi.kawabata (AT) gmail.com までご連絡をお願いいたします。
                                     ※ (AT)は@に変えてください。

「若手外交官が語る『地域像』」

趣旨 :
 「地域」には様々なバックグラウンドを持つ人たちが関わりあう。たとえば、学術研究者と外交官はその代表的な存在であろう。研究者による地域像は論文、学会発表などの場で表現される場が多く存在する。しかし、外交実務者からまとまった地域像を発信する機会はそう多くない。むろん、講演会や政府の公式見解として発信されることはある。しかし、現場の、とりわけ最前線を担う若手が自由な立場で語る「地域像」については、意外なまでに表現された機会は少ないと言えるだろう。研究者の見る「地域像」は学術研究の作法という中で表現されることに対して、実務者の「地域像」は現場感覚に基づいて形作られ必ずしも学術的な意味での論理には沿っていなかったり、データに裏打ちされていない場合もある。しかし、そこには実務のやりとりを通じてこそ体得した地域を理解する「勘どころ」が隠されていることあるのではなかろうか。若手外交官が生々しいやり取りや現場の経験を通じて得た「勘どころ」は、地域研究に新たな視点を与える可能性を秘めているであろう。
 今回の研究会は、在外公館や外務本省などで10年前後関わってきた若手外交官がそれぞれの専門とする国・地域について理解する「勘どころ」について披露し、地域研究者に軸足を置きつつさまざまな形で外交・安全保障の実務に関わってきた共同研究員との間で議論をすることで、地域への視点をより豊かにすることを目的とする。これは、従来の研究会にありがちであった特定地域についての単なる情報交換にとどまるものではない。本研究会は、そのレベルを超えて、政策立案や情報収集の現場の一線を担う若手外交官からのニーズを見出すことで地域研究が外交にどう貢献できるかを考え、また、地域研究にとって外交実務者の経験がどのように生かされるのかといった新しい連携の新しい在り方についての現実可能で具体的かつ持続性のある方法を構想することを目指すものである。

プログラム :
  13:30~13:35 自己紹介
  13:35~13:45 趣旨説明 研究代表者:川端隆史
                            (日興コーディアル証券株式会社国際市場分析部市場分析課)(欧州)
  13:45~14:05 発表者1:飛林良平 (外務省) ルーマニア
  14:05~14:25 発表者2:南野大介 (外務省) ウクライナ/モルドバ
 (アラブ・中東)
  14:35~14:55 発表者3:菊地信之 (外務省) サウジアラビア
  14:55~15:15 発表者4:笹岡良子 (外務省) シリア/エジプト
  15:15~15:20 休憩
 (東南アジア)
  15:25~15:45 発表者5:小野寺麻希子 (外務省) タイ/ラオス
  15:45~16:05 発表者6:三宅紀子 (外務省) インドネシア
 (ディスカッション)
  16:05~16:35 共同研究員・担当教員によるコメント
                西芳実(立教大学)、富川英夫(防衛研究所)、山本博之(京都大学)
  16:35~17:25 総合討論
  17:25~17:30 総括(川端)