2014年京都大会のメインテーマ
"Tradición y modernidad en América Latina: perspectivas y reconsideraciones"

"Tradição e modernidade na América Latina: perspectivas e reconsiderações"

"Rethinking the Tradition and Modernity in Latin America"

メインテーマは次の3点を念頭に置いています。
(1) 参加者は、過去に取り組まれた多様な議論や研究に基づいて、新たな視点や歴史的な視点について再考し、深化させることが求められます。
(2) 近年、新しい世紀の始まりにおいて、新自由主義期以後のラテンアメリカの現況を議論する研究が登場してきています。日本が2011年の震災の悲惨な経験の後に大きな挑戦に立ち向かわなければならなくなっているように、ラテンアメリカ、カリブやそのアジア大洋州との関係について、その現在性を議論することが求められています。
(3) 京都は、日本でも最も伝統的な都市のひとつであり、また同時に、近代的な文化や科学の中心地でもあります。まさに刷新・洗練された思考を求めて常に変化する象徴と言えます。京都での会議は、参加者に新しい視点を見つけだすきっかけを与えることでしょう。




パネル・分科会テーマ
サブテーマは、文学・言語、歴史、文化(考古学、人類学、芸術学、音楽、ポップカルチャー)、社会、政治、経済、国際関係、環境、自然科学といった大分類について、複数が選ばれます。今後、採択された発表やパネルに鑑みて、実行委員会が決定します。
例として、下記のようなものを構想中です。

文学・言語
「移民と言語」
「多言語状況における新しい言語変種」
「アメリカ先住民言語」
「言語政策・言語計画・バイリンガル教育」

歴史
「土着社会と外国からの影響」
「ローカル社会と交流の条件」
「歴史の記録:過去の解釈と再解釈」

文化

  

社会
「ジェンダー・人種・階層」
「移民と多文化共生」
「グローバル化と地域共同体」

政治
「民主主義の諸相」
「政治制度」
「公共政策」
「市民社会と社会運動」

経済

国際関係
「21世紀世界における外交政策」
「新たな地域主義」
「地域間関係の動態」

環境
「気候変動とラテンアメリカ」
「持続的発展のガバナンス」
「環境問題と地域社会」

自然科学

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